おととし青森県八戸市の病院内で殺人事件が発生した際、当時の院長ら2人が事件を隠そうとしたとして、警察は2人を逮捕する方針です。
警察は14日朝から八戸市のみちのく記念病院に家宅捜索に入ったほか、当時の院長と殺害された男性の主治医だった医師から事情を聴いています。
おととし3月、入院していた男（59）が同じ部屋の男性（73）を殺害したとして逮捕され去年7月、懲役17年の判決を受けています。
病院から警察に通報があったのは事件の翌日で、それまでに死因を「肺炎」とする診断書を作成し、遺族に渡していました。
病院側が虚偽の診断書を作成するなどして事件を隠そうとした犯人隠避の疑いで捜査を進めていて、警察は容疑が固まり次第逮捕する方針です。
