前橋市の農場で豚熱が発生しました。約8700頭が殺処分されます。
群馬県によりますと、20日午後2時20分に前橋市の農場から死んだ豚の数が増えていると通報があり、家畜衛生研究所で検査しました。
この検査で豚熱感染の疑いが生じたため、国の専門研究機関で遺伝子解析を行ったところ陽性が確認され、21日午後10時に豚熱と確定しました。
この農場で飼われている約8700頭の豚は殺処分され、感染した豚の肉が市場に出回ることはありません。
豚熱は豚とイノシシの病気で、人に感染はしません。
県は豚の殺処分後、農場を消毒するなど防疫措置を取るということです。