過去に中国大使館の3等書記官だった東京・港区の中華料理店社長ら2人が国の新型コロナ休業給付金をだまし取った疑いで警視庁公安部に再逮捕されました。
港区六本木の中華料理店「御膳房」などの経営会社社長で中国籍の徐耀華容疑者（62）ら2人は、国の新型コロナ休業給付金合わせて約1600万円をだまし取った疑いが持たれています。
捜査関係者によりますと、2人は2020年から2022年にかけて店の従業員3人に勤務日数を実際より少なく申請させていました。
徐容疑者らは、さらに従業員数十人を使って嘘の申請をしていて、被害額は数億円に上る可能性があるということです。
警視庁公安部は2人の認否を明らかにしていませんが、今後、申請した従業員3人も容疑が固まり次第、書類送検する方針です。
