JR四国は高松市にあった研修施設の跡地を再開発し、学生会館や高齢者向けの住宅などを建設することを発表しました。
再開発するのは、高松市西宝町の社員研修施設の跡地で、約1万平方メートルの自社用地です。
JR高徳線の昭和町駅から歩いて10分ほどで近隣には書店やドラッグストア、飲食店があるほか、香川大学も徒歩圏内です。
ここに140人ほどが入居できる学生会館と、24時間体制で生活をサポートするサービスの付いた高齢者向け住宅を80戸、一般向けの賃貸住宅3棟54室を建設する計画です。
JR四国は鉄道以外の事業の収益拡大を目指していることに加え、沿線に幅広い世代の人たちが居住できる「街づくり」を進め、鉄道利用者の増加にもつなげたい考えです。
学生会館の工事はすでに始まっています。3月中には全ての工事をスタートさせ、2026年3月までに完成させる計画です。