アメリカ、バイデン政権下で多くの移民を受け入れてきたニューヨークの老舗高級ホテルを改装した移民シェルターが閉鎖されることになりました。
移民に寛容な「聖域都市」とされるニューヨーク中心部にある「ルーズベルト・ホテル」は2020年に閉鎖、23年に改装され、正式な滞在資格を持たない移民の一時的な滞在場所として利用されてきました。
ピーク時には1週間に4000人の移民がニューヨークに到着していましたが、現在は350人にまで減少しました。
不法移民対策を強化するトランプ大統領は、就任前から「移民が高級ホテルを占拠している」などと批判していました。
こうしたなか、ニューヨークのアダムス市長はシェルターを数カ月以内に閉鎖すると発表しました。
移民の受け入れ支援は他の場所に移して継続するということです。
