丸亀市は、2025年4月から組織機構を見直し、福祉課に「地域共生社会推進室」を設置します。福祉に関する相談や支援を適切な窓口へとつないだり、複数の機関が協働して支援する役割を担います。
これは、3年間の準備期間を終えた「重層支援準備室」を、同じ福祉課内にあった地域福祉担当と統合する形で設置するものです。
丸亀市は福祉サービスについて、縦割りや「支え手と受け手」といった関係を変え、市民が参画し、世代を超えてつながるように行政が後押しすることを目指しています。
地域共生社会推進室では、「高齢」「障害」「子ども」「生活困窮」の属性や世代を問わず包括的に相談を受け止め、社会とのつながりを作るための支援を行ったり、交流・参加・学びの機会を生み出すための活動をコーディネートしたりします。
また、4月1日から子育て支援課の「家庭児童相談室」を「こども家庭センター」に名称変更し、児童福祉と母子保健の一体的な相談支援を行います。