アメリカのボンディ司法長官はニューヨーク州が移民の取り締まりを怠っているなどとしてホークル知事らを提訴しました。
ニューヨーク州は民主党支持が強く移民に寛容な「聖域都市」として知られています。
ボンディ司法長官は12日の記者会見で、トランプ政権が不法移民の取り締まりを進めるなか、不法に滞在している可能性がある移民でも運転免許証が取得できるニューヨーク州法を「違憲」と主張したうえで、ホークル知事やジェームズ州司法長官らを提訴しました。
ボンディ司法長官は「ニューヨーク州はアメリカ国民より不法移民を優先している」と非難していて、トランプ政権と主張が食い違う州との対立が深まっています。