イギリスを訪問していたウクライナのゼレンスキー大統領は、チャールズ国王に謁見(えっけん)しました。服装はホワイトハウスで揶揄(やゆ)されたものとほぼ同じですが、国王は笑顔で出迎えました。
ゼレンスキー大統領は2日、ロンドンでヨーロッパ各国の首脳らのサミットに参加した後、ヘリコプターでイングランド東部サンドリンガムにあるチャールズ国王の別邸を訪れました。
国王は入り口でゼレンスキー大統領を出迎え、笑顔で握手しながら写真撮影に応じました。
現地メディアによりますと、その後、お茶を飲みながら数十分間、歓談したということです。
ゼレンスキー大統領の服装は先月28日にホワイトハウスでトランプ大統領や記者から揶揄されたものとほぼ同じです。
ゼレンスキー大統領はおととし、チャールズ国王にバッキンガム宮殿で謁見した際も長袖シャツ姿でした。
通常、国王に謁見する際はフォーマルな服装が求められますが、イギリス王室のドレスコードはホワイトハウスよりも寛容のようです。