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今週「円高注意」 米消費者物価指数どうなる

経済

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 7日の日経平均株価の終値は、アメリカ市場の流れを受け、およそ半年ぶりに3万7000円を割り込みました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏 「先週は投資家の不安心理が高まった。日銀が早期の追加利上げに踏み切るのではないかと円高に動いた。トランプ大統領が円は安すぎると、牽制(けんせい)したのも影響している」

 その後の日経平均先物は500円近く値を上げ、3万7260円まで回復しました。

 今週は、12日にアメリカの消費者物価指数が発表されます。

井出氏 「これが強い数字だと景気の後退とインフレが同時に発生してしまう良くない状態が、投資家には意識されやすくなると思います。そうなると米ドルが売られやすいので、円高に動きやすくなる。もう一つは、ちょうど同じ日ですが、日本では春闘の集中回答日を迎えます。去年並み、もしくは去年を上回るような賃上げが見えてくるようなことがあれば、日銀の早期追加利上げを警戒して株価にはマイナスに作用しやすいと思います」

(「グッド!モーニング」2025年3月10日放送分より)

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