藤井聡太七冠（22）にタイトル戦初挑戦の増田康宏八段（27）が挑戦した、今期の棋王戦五番勝負。2日の第3局は角換わりの出だしから増田八段が積極的に攻め、先手の藤井七冠が長考する場面が目立ちました。
中盤で膠着（こうちゃく）状態となり、96手で千日手が成立。先手と後手を入れ替えて開始した指し直し局では、矢倉対雁木の戦いになりました。
藤井七冠の持ち時間が1時間少ない状態で始まりましたが、中盤以降、優位に進めた藤井七冠が120手で勝利しました。
この結果、藤井七冠は棋王戦3連覇でタイトルを防衛し、タイトル戦通算100勝も達成しました。
（「グッド！モーニング」2025年3月3日放送分より）
