休み明けの3日、460円あまり値上がりして取引が始まった日経平均株価。一時上げ幅を縮小しましたが、629円高い3万7785円で取引を終えました。
マネックス証券 広木隆氏 「材料があって株価が上昇するわけじゃなくて、何にもないけど自然に反発することを“自律反発”という。前日に大幅安になったから、それだけの理由。特段、目立った好材料というのはない」
こうしたなか、市場関係者が警戒しているのが…。
広木氏 「3月4日は、中国からの輸入品に対してさらに10％がのせされるほか、カナダやメキシコからの輸入品には25％の関税が発動される。いよいよ実行段階に入るとなると、悪影響を懸念して、市場の心理が暗くなる可能性もあるので注意したい」
日本時間4日午前5時ごろ、トランプ大統領はメキシコとカナダからの輸入品に対する25％の関税について「もう準備されている」と発言し、予定通り関税を課すことや「相互関税」を来月2日から開始すると発表しました。
世界的な景気悪化への警戒感が広がり、ニューヨーク市場ではダウ平均株価が一時900ドル以上下落しました。
（「グッド！モーニング」2025年3月4日放送分より）
