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新年度予算案 衆院予算委で可決 自公と維新が賛成「手柄の取り合い」と嘆きも

政治

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 4日午前、衆議院予算委員会で新年度予算案の採決が行われ、自民党・公明党と日本維新の会の賛成多数で可決されました。

 (政治部・大石真依子記者報告)  立憲は高額療養費制度の見直しを全面凍結するよう改めて求めました。

立憲民主党 城井崇衆院議員 「ここは立ち止まって考え直すべきだ」

石破総理大臣 「病に苦しむ方々に十分配慮しつつも、同時にこの制度をどうやって持続させていくかということについて、さらに議論を賜りたい」

 予算案を巡っては、3日夕方に維新からの賛成を得て、ようやく採決にこぎ付けました。

 自民幹部からは「途中までは維新と国民民主の両にらみでうまく進めていたのに、最後の最後になると野党同士の手柄の取り合いになった」と賛成を得る難しさをぼやく声が出ています。

 一方、国民民主は今後も年収の壁のさらなる引き上げやガソリンの暫定税率の廃止を求める考えです。

国民民主党 玉木代表 「(予算案は年度内に)今年は自然成立しませんから、参議院の審議はものすごい大事ですよ。我々の政策の実現を求めていく」

 予算案の審議は5日から参議院に移りますが、ガソリン税や社会保障など、引き続き与野党の綱引きとなりそうです。

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