去年4月に海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に衝突し伊豆諸島沖に墜落した事故で、防衛省は今年3月中旬ごろに機体を海底から引き揚げる予定だと明らかにしました。
海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機は去年4月、夜の潜水艦探知訓練中に誤って衝突し、乗っていた隊員8人が死亡しました。
2機の機体は水深約5500メートルの海底に沈んだままとなっています。
防衛省はアメリカ海軍の無人探査機などを投入し、今年3月中旬にも機体を引き揚げる予定です。
海上自衛隊によりますと、アメリカ海軍に対して約15億円支払う契約を結んだということです。
また、事故を受けて中止していた複数機での夜間飛行訓練を2月28日に再開したということです。