トランプ政権による関税引き上げに中国は反発しています。
5日から始まった全国人民代表大会で、李強首相は「自国第一主義」のアメリカを念頭に「強権政治に反対し、保護主義に反対する」と述べました。
そのうえで、経済成長率の目標は引き下げず、去年と同じ「5%前後」に据え置きました。
広東省の代表 「中国の対外貿易は多くの困難に直面している。政府から企業まで様々な措置で対応する」
中国政府は財政赤字の比率を3%から4%まで拡大し、買い替え補助政策などで「国内消費を拡大する」ことを第一の目標に掲げ、貿易戦争に備える考えです。