気象庁は岩手県大船渡市で発生した林野火災に伴う停電で、市内の検潮所で一時、津波の監視が停止していたと発表しました。現在は通常通り監視できているということです。
気象庁によりますと、3日、大船渡市で発生した林野火災に伴う停電で市内にある検潮所の電源が喪失しました。
すぐに予備のバッテリーに切り替えて津波の監視を継続していましたが、6日午前8時ごろ、予備のバッテリーも切れて津波の監視が停止しました。
気象庁の職員が現地に行き、バッテリーと太陽光パネルで電源を供給する新たな観測装置を設置したことで午後2時にシステムは復旧し、現在は通常通り津波の監視ができているということです。