アメリカのトランプ大統領は最終的な和平合意に向けて、ウクライナよりもロシアと交渉する方が簡単かもしれないと述べました。
トランプ大統領 「率直に言って、ウクライナとの取引はより難しいと感じる。最終的な和平という点では、ロシアと交渉する方が簡単かもしれない。なぜならロシアはすべてのカードを握っているからだ」
トランプ大統領は7日、記者団に対し、アメリカとウクライナの高官が来週、サウジアラビアで会談するとした一方、「ロシアとはうまくやっている」と述べ、最終的な和平合意に向けては、ウクライナよりもロシアとの交渉が簡単との認識を示しました。
また、トランプ氏はウクライナに対して防空システムを含む軍事支援を一時停止していることについて、「ウクライナが和平を望んでいるか分からないからだ」としたうえで、「和平を望むつもりがなければアメリカは手を引く」と改めて警告しました。