18年前、兵庫県加古川市で当時7歳の女の子をナイフで刺して殺害した罪などで46歳の男が起訴されました。
勝田州彦被告は2007年10月、加古川市で帰宅途中だった当時7歳の女の子の胸などを自宅の玄関前付近でナイフで2回刺し殺害したとして、殺人の罪で起訴されました。
起訴を受けて、(加古川事件の)遺族は「亡くなった娘のために、私たち家族はこの裁判にしっかりと向き合っていくとともに、裁判の中で真実が明らかになってほしいと思っています」とコメントしました。
また、2006年にたつの市で、自転車で帰宅途中だった当時9歳の女の子の胸などをナイフで複数回刺し、重傷を負わせた殺人未遂の罪でも起訴されました。
神戸地検は去年12月から今月14日まで、勝田被告を精神鑑定するための鑑定留置を実施し、その結果、刑事責任能力があると判断しました。
勝田被告は2004年に岡山県津山市で当時9歳の女の子を殺害したとし、無期懲役の判決が確定しています。