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「年金改革法案」巡り自民党での議論本格化 法案提出に賛否の声 意見集約は難航か

社会

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 自民党は19日、厚生労働部会を開き、5年に一度の年金制度改革を巡る議論を本格的にスタートさせました。

河野太郎前デジタル大臣 「私は最初から(法案提出に)反対です。もう抜本改革の議論をしなきゃいけないと思います」

 厚生労働省は年金改革法案に厚生年金の積立金などを活用して国民年金の底上げを図る案や、現在は厚生年金の加入条件から外れている短時間労働者を新たに加入させ、適用を拡大する案などを盛り込むとしています。

 19日の自民党の厚労部会では、出席者から「今の国会に出さないと年金法案を隠したと言われる」などの声が上がる一方、「高額療養費の二の舞になっては困る」「年金が話題になったら必ず選挙で負ける」と年金改革法案を提出することに懸念の声も上がりました。

 厚労部会は来週以降、労働組合など関係団体のヒアリングを行うとしています。

 政府はできるだけ早期の提出を目指していますが、自民党内の意見集約は難航する見通しです。

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