石破総理大臣が中国の王毅外相と面会した際、中国側の発表した内容が事実と異なるとして外務省が削除を要求している問題で、中国側は訂正に応じない姿勢を示しました。
21日の石破総理と王毅外相の面会について、中国側の発表は石破総理が「中国が詳述した立場を尊重する」と述べたとしています。
一方、外務省は「そのような事実はない」として、記述の削除を求めています。
24日、この問題について中国外務省の報道官は「国家間の交流では、お互いの立場を尊重するのが当然だ」と述べ、記述の削除に応じない姿勢を示しました。
24日現在、中国外務省のホームページなどには当該の記述が残ったままとなっています。