石破総理大臣は中国の王毅外相と韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相を総理官邸に招き、「未来志向の協力を進めることが世界の貢献にもなる」と強調しました。
石破総理大臣 「両国のいずれも我が国にとって極めて重要な隣国であります。隣国ならではの難しい問題も時に発生を致しますが、国益に基づく現実的な外交により諸懸案を含め対話し、未来志向の協力関係を築いて参りたいと思っています」
石破総理は日中韓の3カ国について、アジア地域において「大きな影響力と責任を有している」と述べる一方で、共通の課題として少子高齢化や災害対応などを抱えていると指摘しました。
そのうえで「未来志向の協力を進めることが世界に向けた貢献にもなると確信している」と述べました。
今回、中国の王毅外相が来日したのは4年4カ月ぶりで、22日に日中韓3カ国での外相会談などが予定されています。