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都教委がモンスターペアレンツ対応マニュアル策定へ その是非は

社会

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 東京都がいわゆる「モンスターペアレンツ」の対応マニュアル策定を検討しています。

 先日、東京都教育委員会が策定するとした、いわゆる「モンスターペアレンツ」、“モンペ”への対応マニュアル。

 モンペとは学校などの教育機関に対して理不尽なクレームや過剰な要求をする保護者のこと。ネットでは度々、目にするワードなのですが、一体なぜ、都が対応のマニュアル化に動いたのか…。

 背景の一つにあるのが今月、全国で初めて施行された「カスハラ防止条例」。カスタマーハラスメントから労働者を守るため顧客、従業員、事業者の対応を定めたものです。

 教育委員会は保護者による教員への不当要求も“カスハラ”にあたるとしていますが、モンスターペアレンツの具体例が乏しく、学校側がどう対応すべきか分からないため、新たなマニュアル作りが必要だと判断したのです。

 5月にも有識者会議を設置し、今年度中にマニュアルとしてまとめたいとしています。

 ただ、一部ではこんな不安の声も…。

X(旧ツイッター)から 「どこからがモンペなのかな?判断難しいね」 「マニュアルで決められちゃうと正当な要望でもモンペ認定されかねない」

 適切な要望と過度なクレーム。果たして“モンペの境界線”はどこに。

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