岡山空港の2024年度の利用者が、前年度より約9万人増え、約137万9000人(前年度比107%)になったことが分かりました。国際線の好調が要因です。
岡山県によると、国際線の利用者数は前年度の約1.6倍の約22万人でした。とくに好調な台北線は、前年度より約2万4000人多い約13万2000人(前年度比122%)で、就航以来最多でした。台北線は、去年10月、週7便が週9便となり、年間の平均搭乗率は約9割です。
岡山空港の4つの国際線(台北線・ソウル線・上海線・香港線)のうち、香港線は運休が続いていて、再開のめどは立っていません。
一方、国内線の利用者は、前年度よりも約1万人少ない約113万3000人(前年度比99%)でした。沖縄線が就航以来最多の約10万9000人(前年度比103%)、札幌線が約8万7000人(前年度比107%)など好調でしたが、東京線の利用者が約93万7000人(前年度比98%)にとどまりました。