大手航空会社2社の今年3月までの1年間の決算は国際線が好調だったことなどから、ともに過去最高の売上高となりました。
ANAホールディングスの2024年度の売上高は2兆2618億円で、過去最高でした。
特に国際線の旅客収入は去年12月から今年2月にかけて新規就航したヨーロッパ3路線が好調だったことなどから初めて8000億円を超えました。
JALグループもインバウンド需要の継続などを背景に、売上高にあたる売上収益は2012年に再上場して以降、最高の1兆8440億円でした。
下半期にかけて国内線の座席利用率も過去最高水準に達したことなどから本業のもうけを示す「EBIT」も前の年より19%増加し、1724億円でした。