ガザ地区の停戦交渉が難航するなか、仲介にあたるエジプトとカタールが5年から7年の停戦を条件とする新たな案を提示したことがわかりました。
イギリスのBBCは22日、パレスチナ高官の話として、停戦交渉を仲介するエジプトとカタールが新たな案を提示したと報じました。
停戦期間は5年から7年を想定し、イスラエルには収監しているパレスチナ人の釈放を、イスラム組織「ハマス」にはガザ地区に残る人質全員の解放を条件としています。
また、イスラエル軍がガザ地区から完全撤退することも求めています。
ただ、イスラエル側は停戦後のガザ地区の管理にハマスが関与することを認めていません。
取材に応じたパレスチナ高官は、ハマスがパレスチナ自治政府にガザ地区の管理を任せる用意があると明らかにしています。