アメリカのトランプ政権が、ハーバード大学と結んでいるすべての契約を打ち切る方針だとアメリカメディアが報じました。
ニューヨークタイムズなどによりますと、トランプ政権は27日、連邦政府機関に対し、ハーバード大と結んでいる残りの契約すべての打ち切りを求めました。
国土安全保障省との研修や、国立衛生研究所との調査などが含まれ、総額はおよそ1億ドル=144億円に上ります。
トランプ政権はこれまでもハーバード大に対し、行き過ぎたリベラルな価値観の拠点だとして、助成金を凍結するなど圧力を強めていました。
22日にはハーバード大の留学生の受け入れ資格を停止しましたが、大学側の提訴を受けて連邦地裁が措置の一時差し止めを決めていました。