自民党の小野寺政調会長はクルド人と地元住民のトラブルが深刻化している埼玉県川口市を視察し、市長らと意見交換しました。来週にも外国人との共生の在り方に関する対策を取りまとめ、政府に提言する方針です。
自民党 小野寺政調会長 「日本の法制度というのは元々、このように多くの外国人が日本に入ってくるということを想定しないなかで、今まで作られてきたという実態が分かりました。逆に言うと、抜け穴だらけだということであります」
川口市ではトルコなどから迫害を逃れて来日した多くのクルド人が暮らしていて、騒音や不法投棄などの迷惑行為を巡って地元住民とのトラブルが相次いでいます。
こうした実態も踏まえ、自民党は在留資格の在り方や土地取得に関する問題、外国の運転免許を日本の免許に切り替える「外免切替」制度などについて今後の課題や対策をまとめる方針です。
来週にも第1弾の提言を石破総理大臣に申し入れる方向で調整しています。