NTTドコモが、インターネット銀行大手の住信SBIネット銀行を買収する方針を固めたことが分かりました。
関係者によりますと、NTTドコモは、住信SBIネット銀行の株式の過半数を取得して子会社化する方向で調整しています。
格安スマートフォン業者の登場などで通信事業の成長が頭打ちとなるなか、通信各社は金融などの分野に力を入れ、顧客の囲い込みをはかっています。
ドコモは通信大手のなかで唯一グループ内に「銀行」がなく「銀行業」への参入を目指す考えを示していました。
ネット銀行大手を買収することで、ドコモが持つ様々なサービスと連携し「経済圏」の強化を図りたい考えです。
29日に行われる取締役会で決議される見通しです。