4月の正社員など、いわゆる正規の労働者数が3700万人余りとなり、過去12年間で最も多くなったことが総務省の労働力調査でわかりました。
働く人全体の数は4月に6796万人となり、前の年の同じ月より46万人多く、33か月連続で増えています。
このうち正規の職員、従業員は3709万人で前年同月比で43万人増え、今の形で統計を取り始めた2013年以来、最も多くなりました。
一方、アルバイトや派遣社員など非正規で働く人は2101万人で17万人増えています。
依然として全体の36%を占めていますが、最も多かった6年前の2019年と比べるとおよそ100万人減り、正社員などが200万人ほど増えていることになります。
また、4月の完全失業率は2.5%で横ばいでした。