国連総会はガザ地区の即時停戦やイスラエルに対して、人道支援の制限解除を求める決議案を圧倒的多数で採択しました。
国連総会の決議案は12日、加盟する193カ国のうち日本を含む149カ国の賛成で採択されました。
イスラエルやアメリカなど12カ国が反対しました。
イスラエルのダノン国連大使は、イスラム組織「ハマス」を非難していないなどと反発しました。
国連総会の決議は安全保障理事会の決議と異なり、法的な拘束力はありません。
先週、安全保障理事会は即時停戦のほか、人道支援を巡る制限解除などを求める決議案を採決しましたが、常任理事国のアメリカが拒否権を行使し、否決されました。