神奈川県鎌倉市の質店で去年9月にあった強盗致傷事件で、実行役とされる男らが初公判で起訴内容を認めました。
高井誠被告(30)と孝子航輝被告(21)は去年9月、鎌倉市大船の質店でバールでショーケースをたたき割り、腕時計2個を奪ったうえ店員に全治2週間のけがをさせた罪などに問われています。
16日の初公判で、両被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で「2人はSNSで高額報酬をうたう闇バイトに応募した」と指摘しました。
一方の弁護側は、高井被告について「子どもが生まれる予定だったが、560万円の借金があったことから闇バイトに応募した」などと訴えました。
判決は26日に言い渡される予定です。