今月中旬に全国で観測された記録的な高温は「間違いなく地球温暖化の影響だった」とする最新の分析結果が明らかになりました。
今月中旬は東京で46年ぶりに8日連続の真夏日を観測するなど、全国的に記録的な高温となりました。
こうした異常気象と地球温暖化の関係はまだ解明されていない点が多いなか、日本では「極端気象アトリビューションセンター」が発足し、分析結果を発表しています。
その最新の発表によりますと、「今月中旬の記録的な高温は間違いなく地球温暖化の影響だった」とする結果が出たことが分かりました。
東京大学未来ビジョン研究センター 江守正多教授 「人間の活動で地球が温暖化していることによって、初めてそういった温度が起こり得たことが、科学的かつタイムリーに伝えられた」
今回の分析結果によって地球温暖化を止めることについて、意識するきっかけにしてほしいということです。