世界で最も危険な植物とされる「バイカルハナウド」とみられる植物が、北海道大学のキャンパスで見つかりました。これまで国内での生育は確認されていません。触ると激しい痛みを引き起こす恐れがあるということです。
■「バイカルハナウド」欧米では駆除の対象に
風に揺れる、高さ3メートルほどの白い花。北海道大学で見つかったこの植物が、世界で最も危険な植物「バイカルハナウド」の可能性が高いのです。
猛毒の樹液に触れると皮膚がただれたり、目に入れば失明してしまうというバイカルハナウド。欧米では世界で最も危険な植物と言われ、駆除の対象にもなっています。
西アジア原産のバイカルハナウドは、これまで国内では確認されていませんが、2年前から付近では似た植物が目撃されていました。
北海道大学大学院2年 「2023年6月27日に撮った写真です」
バイカルハナウドとみられる植物が、なぜこの場所に?
薬草研究家 山下智道氏 「あの辺りって観光客がすごく多いですよね」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年6月27日放送分より)