ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

「二人で見ることができて嬉しかった」雅子さまとのモンゴル訪問 陛下が語られた思い

社会

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


モンゴルを訪問中の天皇皇后両陛下は11日、伝統の競馬競技を揃って観戦されました。そして、翌日の帰国を前に、陛下が取材に応じ、今回の訪問を振り返られました。(7月12日OA「サタデーステーション」)

■帰国を前に取材に応じられる

モンゴルの草原に設置されたマイクの前に立たれた天皇陛下。滞在中の7日間について、こう話されました。

天皇陛下(モンゴル 12日) 「以前(2007年)は私単独で訪問しまして、今回実際に2人で訪問して、雅子もある部分では私と同じものを見ているわけですけれども、また新しくなったモンゴルの姿を見ることもできましたし、モンゴルの歴史・伝統文化・自然を二人で今度は見ることがきてとても嬉しかった」

12日、天皇皇后両陛下はモンゴルのフレルスフ大統領夫妻に出迎えられ、会場へ向かわれました。ご覧になられたのは国民的スポーツの祭典「ナーダム」の花形競技、競馬。騎手を務めているのは子どもたちです。時折撮影をしたり、双眼鏡をのぞいたりして観戦されていました。

■現地での様子は 同行記者が見た絆

8日には、戦後モンゴルに抑留され亡くなった日本人の慰霊碑がある場所を訪問されました。強く降っていた雨は両陛下が黙とうを終えた頃にはあがり、戻ろうとしたタイミングで言葉を交わされる様子が見られました。

天皇陛下(モンゴル 8日) 「もう一度…」

すると、再び慰霊碑の方へ戻り、お二人で一礼されます。このやりとりには雅子さまからのあるお声がけがあったと、現地で同行取材する記者は言います。

テレビ朝日宮内庁担当 吉田遥記者 「側近によりますと、雅子さまの方から陛下に『雨がやみましたがどうしましょうか』とお声掛けをされて、陛下が『ではもう一度やりましょう』ということで、もう一度黙礼をされる形となりました」

陛下と雅子さまとの絆は、晩さん会でも垣間見ることができました。ビオラの演奏を披露された天皇陛下。

テレビ朝日宮内庁担当 吉田遥記者 「(陛下がビオラを)本番直前まで練習されていたということで、緊張感が会場にいても伝わってきました」

演奏中、陛下の方をじっと見つめられていた雅子さまについては。

テレビ朝日宮内庁担当 吉田遥記者 「間近で陛下が努力する様子を見てきたからこそだと思うんですけれども、力強く陛下を見守るという強い表情をされていると私は感じました」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース