タイ政府は対立が激化するカンボジアとの国境地帯でカンボジア側から砲撃を受けて市民1人が死亡、子どもを含む3人が負傷したと発表しました。
タイ政府によりますと、カンボジアとの国境地帯で24日、カンボジア側から砲撃があり、民家に直撃しました。
この砲撃によって1人が死亡したほか、5歳の子どもを含む3人が重傷だということです。
衝突が激化する国境地帯は両国が互いに領有権を主張していて、24日には銃撃戦も起き、タイ軍の兵士少なくとも7人が負傷したとの情報もあります。
一方、カンボジアの国防省は「タイ側から攻撃を仕掛けてきた」と主張し、「タイ軍による不法な侵略に対し、自衛の範囲内で厳正に対応した」と批判しています。
画像:Royal Thai Army