アメリカへの旅行に必要な「ESTA」といった電子渡航認証システムの代行サイトを巡るトラブルが増えているとして注意が呼び掛けられています。
電子渡航認証システムはアメリカやオーストラリアなどに渡航する際、事前にネットで手続きを行い、入国許可を取る仕組みです。
国民生活センターによりますと、この申請を代行するサイトを政府の公式サイトと思い込んで手続きし、トラブルとなるケースが増えているということです。
相談件数は2024年度で1000件余りに上り、今年はさらに増加するペースだということです。
誤って代行サイトで手続きをして公式サイトの約5倍の料金を請求されたケースのほか、支払った後に代行サイトと気付いて返金を求めたものの、キャンセルに応じられなかったという相談がありました。
国民生活センターは手続きする前にサイトが公式のものか確認するように注意を呼び掛けています。