韓国を訪問中の小泉農水大臣はソウル近郊の水田を訪れ、高温や害虫対策などについて現地のコメ農家と意見交換を行いました。
小泉大臣が訪れたのはソウル中心部から車で約1時間の距離にある10ヘクタールの水田です。
日本と同様に高温や害虫への対策が重要であることや、小売店で販売されているコメは4キロが中心であることなど、韓国のコメ農家の話に熱心に耳を傾けていました。
小泉農林水産大臣 「現場でこうやって、お米に対して少しでも日本だけではない世界中の情勢、現場のことを学ぶというのは、私にとっても農水省にとっても有益なことだと思います」
小泉大臣はこの視察に先立って出席したAPEC食料安全保障担当大臣会合では、アメリカのベカリング農務副次官と会談しました。
外国資本による農地の売買などを巡り、アメリカが進めている情報把握の徹底などについて意見交換したほか、食料安全保障の面で対話を強化する重要性について認識が一致したということです。