パキスタン各地で豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、これまでに300人以上が死亡しました。
現地メディアなどによりますと、北西部のカイバル・パクトゥンクワ州全域で14日から15日にかけて発生した集中豪雨で洪水や土砂崩れが発生し、300人以上が死亡しました。
また、多数の行方不明者がいるとみられ、一部の場所では、村の大部分が壊滅状態となり、がれきの下に閉じ込められている人がいるということです。
一方、救援物資を輸送していた当局のヘリコプターも悪天候のため墜落し、操縦士や乗組員ら5人が死亡しています。
パキスタンでは「モンスーン」と呼ばれる雨季に入っていて、現地当局によりますと、おととい時点で6月下旬以降に500人以上が犠牲となっています。