パキスタン各地で豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、190人以上が死亡しました。
現地メディアによりますと、北西部のカイバル・パクトゥンクワ州全域で豪雨により洪水や土砂崩れが発生し、15日までに少なくとも176人が死亡しました。
救援物資を輸送していた当局のヘリコプターも悪天候のため墜落し、操縦士や乗組員ら5人が死亡したということです。
豪雨の被害は各地で起きていて、カシミール地方のパキスタンが実効支配する地域でも土砂崩れが発生し、少なくとも18人が死亡しました。
パキスタンでは「モンスーン」と呼ばれる雨季に入っていて、現地当局によりますと、6月下旬以降、500人以上が犠牲となっています。