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「リンゴ病」伝染性紅斑が流行 香川県が“流行警報”を発表 現在の集計方法になった1999年以降初

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 伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の患者数の増加を受け、香川県が流行警報を発令し、注意を呼び掛けています。

 伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19というウイルスによる感染症です。
小児を中心にみられる発しん性の病気で、両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ病」とも呼ばれています。

 県が先週8月4日から10日の間で26の定点医療機関に対して行った調査で報告があった感染者数は55人で、1医療機関あたりの感染者数は2.12人(前週1.23人)と増加。警報レベルである1医療機関あたり2.0人を越えたことから香川県は流行警報を発令しました。警報レベルを超えたのは、現在の集計方法になった1999年以降初めてです。

 伝染性紅斑(リンゴ病)は流水と石けんによる手洗いと咳エチケットが有効です。また、これまで感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や流産などのリスクになる可能性があります。妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性はできるだけ患者との接触を避けるよう注意するよう呼び掛けています。

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