自民党は19日に総裁選挙管理委員会の初会合を開き、総裁選の前倒しを巡る賛否の確認などについて議論を始める方針です。
自民党関係者によりますと、逢沢委員長は19日午前に会合を開き、メンバー11人のうち入閣や落選、引退などで欠員となっている7人を新たに補充する予定です。
選管は、総裁選の日程や選挙運動のあり方などを決める組織で、メンバーは地域などのバランスを考慮し、石破総裁が指名します。
参院選での惨敗を受け「石破おろし」の声が高まるなか、8日の両院議員総会では、総裁選の前倒しを巡る是非についての議論を選管に委ねることを決めました。
自民党に所属する衆参の国会議員と各都道府県連の代表1人のうち過半数が賛成するかが焦点で、まずは賛否の確認の方法や時期などについて議論する見通しです。