学校給食の現状や課題を知ってもらおうと、岡山市でイベントが開かれました。
岡山市の学校給食に関わる職員や、保護者らでつくる団体が開いたものです。
(岡山市の学校給食をみんなで良くする会/岡村真沙子 会長)
「少しでも学校給食に関心を持ってほしいということで開催しています。親子連れでたくさん来てくれてうれしく思っています」
参加者は、給食の調理工程を体験したり、揚げパンや夏野菜のみそ汁を試食したりしました。また、現役の調理員から近年の物価高騰などによって献立が変化しているという説明を受けました。
(参加者は―)
「(大鍋をかき混ぜるのは)意外に重かったし、楽しかったです。作ってくれた人に感謝したい」
「給食の調理員さんが予算の中で栄養を考えながら作ってくれていると知って、いい勉強になりました」
「岡山市の学校給食をみんなで良くする会」では、このイベントで寄せられた意見を岡山市教育委員会に伝えるなどして、学校給食の充実に向けて取り組みたいとしています。