来週、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が日本を訪問するのを前に、警視庁が警備体制の強化などについて情報共有を行う警備対策会議を開きました。
迫田裕治警視総監 「日々、変化する警備情勢と現場の状況を細部にわたるまで目を配りつつ、起こり得る事案について想像力を十分に働かせ、必要な事前対策を確実に講じていただきたい」
韓国の李在明大統領は23日から2日間の日程で大統領に就任してから初めて日本を訪れる予定です。
来日を前に警視庁が幹部約180人を集めた警備対策会議を開き、来日期間中の警戒体制の強化や訪問先などでの警護に関する情報を確認しました。
迫田裕治警視総監は会議の冒頭で「組織一丸となって警護・警備に向き合い、警備完遂という責務を果たさなければならない」などと訓示しました。
警視庁は期間中、都内で交通規制を実施するほか、駅や空港などの人が多く集まる場所では警戒にあたる警察官を増員したりする予定です。