公設秘書の給与を国からだまし取った疑いで日本維新の会の石井章参議院議員の事務所などが捜索を受けた事件で、だまし取ったとされる総額が数百万円に上るとみられることが分かりました。
日本維新の会の石井章参議院議員は、勤務実態のない人物を公設秘書として届け出て、国から秘書給与をだまし取った疑いがあり、東京地検特捜部は27日、事務所や自宅などを捜索しました。
その後の関係者への取材で、だまし取ったとされる総額が数百万円に上るとみられることが分かりました。
特捜部は公設秘書経験者など事務所関係者から任意で事情を聞いていて、押収した資料などと合わせ、実態解明を進めているものとみられます。