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難病ALSの原因物質を抑制する因子発見 治療法の開発につながると期待

社会

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 奈良県立医科大学などの研究チームは、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる難病・ALSの原因とされる物質の増加を抑える因子を発見したと発表しました。

奈良県立医科大学 未来基礎医学 森英一朗准教授 「病気がどのように起こっているのかということを、このジンクフィンガードメインの新規発見によって理解が深まりましたという成果になりました」

 チームは「ジンクフィンガードメイン」という物質に着目しました。

 ALSの原因の一つとみられるタンパク質の塊「凝集体」にジンクフィンガードメインがくっつくと、凝集体のさらなる増加を抑える働きがあることを突き止めました。

 ALSなどの解明や治療法の開発につながると期待されています。

森准教授 「(ジンクフィンガードメインと)同じような働きをする薬を作ることができれば、治療薬になっていく可能性がありますので、そこにつながる貴重な研究成果かと我々は考えております」

(「グッド!モーニング」2025年10月22日放送分より)

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