外国為替市場で円がユーロに対して売られ、史上初めて、一時、1ユーロ=180円台まで円安が進みました。
17日のニューヨーク外国為替市場で円相場は対ユーロで下落し、一時、1ユーロ=180円台をつけました。
180円台まで円が売られたのは1999年のユーロ導入以来、史上初めてです。
日本の高市政権の経済対策が大規模になるとの見通しが広がり、財政悪化への懸念から円が売られました。
また、ECB(欧州中央銀行)による追加利下げの見通しが後退していることも円売り・ユーロ買いの動きを加速しました。
円は、ドルに対しても下落し一時、1ドル=155円台をつけました。