安倍元総理大臣が選挙演説中に奈良県で銃撃された事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)に21日午後、判決が言い渡されます。
これまでの裁判で、山上被告は殺人罪については認め、主な争点は、被告の「宗教2世」としての生い立ちを量刑にどの程度考慮するかでした。
裁判の中で山上被告は、遺族に謝罪の言葉を述べる一方で、あくまで狙いは旧統一教会の幹部で、安倍元総理は「本筋ではないなと思っていた」と明らかにしています。
検察側は、山上被告の家庭の問題と安倍元総理は一切無関係で、「動機は自己中心的だ」と無期懲役を求刑しています。
弁護側は、「自分の人生を根こそぎ奪った旧統一教会に打撃を与える、絶望の果ての犯行」として懲役20年以下が相当と主張しています。
判決公判は奈良地裁で午後1時半から始まります。