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WHO事務局長「感染拡大のスピードに深い懸念」

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 WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長はエボラ出血熱の疑いでアフリカで少なくとも130人が死亡したと発表し、感染拡大のスピードに「深い懸念」を示しました。

WHO テドロス事務局長 「事務局長が緊急委員会を招集する前にPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)を宣言したのは今回が初めてだ。流行の規模と感染拡大のスピードに深い懸念を抱いている」

 WHOのテドロス事務局長は19日、アフリカのコンゴ民主共和国や隣国ウガンダで感染が広がっているエボラ出血熱の疑いで、これまでに少なくとも130人が死亡し、500人以上が症状を訴えていると発表しました。

 死亡した人の中には医療従事者もいて、病院内や都市部での感染拡大も懸念されています。

 CDC(アメリカ疾病対策センター)などによりますと、コンゴ民主共和国で診察にあたっていたアメリカ人の男性医師が感染し、ドイツに移送される予定だということです。

 厚生労働省によりますと、エボラ出血熱は主に感染者の血液や体液に触れることなどで感染し、日本国内ではこれまで患者発生の報告はありません。

 潜伏期間は最大3週間で、初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛などで、進行すると出血傾向、意識障害などの重篤な症状を示し、過去に流行した際の致死率は25から90%と報告されています。

 患者の症状に応じた治療=対症療法が中心で、ワクチンや根本的な治療法はありません。

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