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高市総理に「立法府の総意」手交 皇室典範改正へ 閣議決定6月下旬で調整

政治

 高市総理大臣は皇族の数を確保するための「立法府の総意」を衆参両院の議長と副議長から受け取り、皇室典範改正案の作成に「早急に取り掛かる」と強調しました。

森衆議院議長 「私としては、ぜひとも今国会中に皇室典範等改正案等の成立までこぎつけたいと考えておりますので、政府においては取りまとめに沿った骨子を速やかに作成願えればと」

高市総理大臣 「政府と致しましては、この取りまとめをしっかりと受け止めまして、早急に法律案の作成に取り掛かり、できるだけ速やかに、その骨子案につきまして、衆参両院の正副議長にお示しできるように取り組ませていただきます」

 政府・与党幹部によりますと、皇室典範の改正案は与野党に事前に説明を行ったうえで、今月下旬にも閣議決定する方向で調整しているということです。

 10日の衆参の正副議長と与野党の代表者による全体会議では、女性皇族が結婚後も皇室に残る案と旧宮家の男系男子を養子に迎える案の2つについて与党と国民民主党、中道改革連合、参政党など7党が賛成を表明し、総意の取りまとめを行いました。

 森衆議院議長は「立場、意見は違っても特に異論はなかった」としています。

 ただ、全体会議に出席した立憲民主党の長浜参院議員は「立憲主義の法治国家において天皇が男性でなければならない理由はどこにあるのか」などと発言したということです。

 また、これまで慎重な姿勢を示してきた養子案については「何を言おうが言うまいが結論は出ていた」として言及せず、「むなしさを正直に言えば感じるような会だった」と述べました。

 また、会議の冒頭で森衆院議長は8日の会見での養子案を巡る男子が生まれた場合の皇位継承権についての発言について陳謝したということです。

森衆議院議長 「私どもとしては色んな意見の違いがあるなかで最良のものができたというふうに思っております」

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