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懲役27年 旭川高校生殺人事件に判決 “対立主張”裁判長は 

社会

 懲役27年の判決です。共犯の女と真っ向から対立していた主張に裁判長は…。

■“対立主張”裁判長は

裁判長 「被告人らは、被害者が死亡しても構わないと考えていたことは明らか。被害者は被告人らの指示に従わざるを得なかった」

 判決を言い渡されたその時、被告に目立った反応はありませんでした。

 内田梨瑚被告は2024年、当時19歳の女と共謀し、女子高校生を車で旭川市の橋に連れていき、裸にさせ、川に落として殺害したとして「監禁」「殺人」「不同意わいせつ致死」の罪に問われています。

 迎えた今月22日の判決で、旭川地裁は…。

裁判長 「殺人の実行行為に該当すると認められる。わいせつ行為と死亡の間に因果関係が認められる」

 求刑通り、懲役27年の判決を言い渡しました。

裁判長 「強く辱めるわいせつ行為を繰り返しせまって、橋から落下させている。残虐で卑劣なもの。動機はきわめて自己中心的なものであって、酌量の余地はない。真摯な反省をくみとることはできない」

 また、今回の裁判で注目された点が…。

当時19歳の女(先月27日の証人尋問) 「梨瑚さんは、被害者の子の肩甲骨のあたりを両手のひらで押しました」

 証人として出廷した共犯の女は当時の状況についてこう話しましたが、内田被告は「被害者を橋に残し、その場を立ち去る途中で悲鳴と落下音が聞こえた」と説明。

 主張が食い違っていました。

 旭川地裁は、被告が「肩甲骨を両手で押したとは認定しない」としつつも…。

裁判長 「共犯の女が自身の責任を押し付けようとしているわけではなく、虚偽とは考えにくい」

 22日の裁判では、開廷からおよそ10分後、法廷に不審な男が侵入し一時休廷する事態も起きました。

 再開後、裁判長は淡々と判決理由を述べ、内田被告が言葉を発する機会はありませんでした。

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