大阪市で警察から逃れるために近くの川に飛び込んだ少年が現在も逃走中です。少年は組織犯罪に関与している可能性が浮上しました。
■組織犯罪関与か 逃走の少年
目撃した人 「1人が先に泳いでいて、10メートルぐらい後ろをもう1人が追い掛けているという感じ。川岸に3、4人いて、最初はYouTubeの撮影みたいな、ふざけているのかなと思ったが、岸にいた人たちが私のところに来て『警察です』と。『逃げている人がいるから船を出してほしい』と言われた」
少年は幅70メートル以上の一級河川を泳いで逃走しました。
元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之氏 「結果として逃げられているので、“不手際があった”と言われても仕方がない」
元神奈川県警の捜査一課長は“捜査員の先入観”があったのではないかと指摘しています。一体、何が起きていたのでしょうか。
捜査関係者によりますと、6日午後4時ごろ、大阪市を流れる大川付近で、愛知県警が逮捕状を請求中の10代の少年に任意で話を聞こうとしました。
すると突然、捜査員を振り切って川に飛び込んだということです。
近くで営業する屋形船の従業員は川を逃げる少年を1人の捜査員が泳いで追い掛ける様子を目撃していました。向こう岸まで泳ぎきった少年は住宅地へと逃げていったといいます。
目撃した人 「警察らしき人も追い付けなかったぐらいの速さで向こうに着いた。全然、捕まえきれてなかった。(捜査員は)最初4人だけで、その人を追っ掛けていて、逃走した人が団地に逃げた後に2、3分してパトカーの音がした」
少年はその後、仲間が運転する車で逃走したとみられています。
元神奈川県警捜査一課長 鳴海達之氏 「捜査側に、川に飛び込み逃げることはないという“先入観”があったか。どんなパターンで逃げるのかは分からないから、どんなパターンで逃げられてもいいように配置しなければいけない」
凶器は持っていないという10代の少年。なぜ今も逃げ続けているのでしょうか。
組織犯罪に関する捜査をしていた愛知県警は少年に話を聞くため、川の近くにある大阪拘置所周辺で待ち構えていたということです。
少年は逃走前、拘置所に面会のために訪れていたとみられています。
目撃した人 「細身で(身長は)170から180センチぐらい。上下黒の服、短髪で黒髪だった」
警察は逃げた少年の行方を追っています。